- 喫煙と歯周病の密接な関係
- 2023/04/17
歯周病は自覚症状があまりに少ないことから、別名「沈黙の病」とも言われています。多くの方が自覚せずに歯周病を患い、大切な歯を失っています。
歯周病には、気づかせてくれるとてもわかりやすい症状があります。それは『出血』です。出血は歯ぐきが歯周病菌におかされ、炎症を起こしている証拠。
歯を支えている骨を溶かし始めているかもしれない重要なサインなのです。
喫煙をしていると、なんとサインそのものがめだたなくなってしまいます。なぜなら、喫煙は血行を悪くするため、貴重な歯周病のサインである「出血」が少なくなってしまうのです。
出血しないからといって、歯周病にかかっていないわけではありません。喫煙は免疫力を低下させ、さらに、口の中も乾燥するので細菌がどんどん繁殖します。
むしろ歯周病は気づかぬうちにどんどん進行していくのです。