- 『根面カリエス』ってご存知ですか?
- 2018/02/22
「根面カリエス」とは、歯の根に出来たむし歯です。
歯の上部はエナメル質という丈夫な歯質ですが、根面はセメント質という弱い歯質
なのでむし歯になりやすいのです(ー_ー)!!
歯周病で歯肉が下がると、根面がむき出しになりプラーク(歯垢)がついてむし歯に
なりやすくなってしまいます!
年を重ねるにつれ少しずつ歯肉が下がってくるので、注意が必要です。
かぶせ物の治療した歯も要注意!!
長年使用しているとすき間ができ、このすき間からプラークがたまり、ここから
むし歯になりやすくなってしまいます。
歯の根っこが見えてきたり、かぶせ物のある方は特に歯と歯肉の境目をブラッシングしましょう。
もちろん早期発見の為に、定期的に健診を受けましょう。
- 歯みがきの限界とデンタルフロスのすすめ
- 2018/01/24
- 要注意!!歯石を放置するとこんな危険が!
- 2017/12/27
歯石を放置するとこんな危険があります。
1、歯が抜けてしまう!
歯石は歯垢(プラーク)のかっこうの棲家。
放っておくと歯周病を引き起こし、やがては歯が抜けてしまうことも…。
2、心臓病、脳梗塞になる!
歯周病は口だけの病気ではありません!
放置すると口の中のさまざまな細菌が全身の病気を引き起こします。
歯周病を悪化させないようにするのはもちろん、全身の健康のために
定期的に歯科医院での健診をおすすめします。
- 歯周病が招く全身の病気
- 2017/11/22
歯周病になると、歯ぐきが炎症し、そこから出血するようになります。
すると恐ろしいことに口の中のさまざまな細菌が血管に入り込み、血流にのって
全身にまわります。するとこれが「動脈硬化・高血圧・脳梗塞」といった
重大な病気の原因になり、また「糖尿病」を悪化させる要因にもなるのです。
つまり、歯周病を治療することは、口だけでなく全身の健康を左右する
とても重要なことなのです。
- 二次むし歯の恐怖!!
- 2017/10/14
『二次むし歯』とは、一度治療したところが再びむし歯になることをいいます。
原因はいくつかありますが、そのひとつが一度製作した「つめもの」や「かぶせもの」
と歯の間にすき間ができてしまう事。
すき間ができるとプラーク(歯垢)がたまりやすくなり、そこから再びむし歯になってしまうのです。
「つめもの」や「かぶせもの」はできるだけすき間のないようにピッタリ作られ、接着剤でしっかり
固定します。しかし時間の経過とともに「つめもの」や「かぶせもの」の形が変わったり、
歯がすり減ってしまったりします。あるいは、接着剤が溶けだすなど、様々な理由で
すき間ができてしまうのです。
二次むし歯になってしまった場合、「つめもの」「かぶせもの」を取り外し、むし歯を除去して
新しいものを作らなくてはなりません。
こうした危険性を避ける為に、日頃からのチェックをおすすめします\(^o^)/
- 命を守る防災時のお口ケア
- 2017/09/01
9月1日は「防災の日」ということで、今月は防災時のお口のケアについて書きたいと思います(^^)
防災時のお口のケアが大切なのは、単にむし歯や歯周病の為でなく
生死に関わる「誤嚥性肺炎」を防ぐためでもあります。
お口のケアをすれば細菌が減りリスクが下がります。
▽ 災害時など水不足の時のお口のケア ▽
① 30mlくらいの水をコップに準備します
その水で歯ブラシを濡らしてから、歯を磨きます
② 歯ブラシが徐々に汚れてきますのでティッシュペーパーでブラシの汚れをふき取り
再び水で濡らし歯磨きをします←こまめにくりかえします
③ 最後に残ったコップの水で2~3回すすぎます
※ 一気に含むのでなく、2~3回に分けた方がきれいになります
防災バックにお口のケアグッズを入れておきましょう\(^o^)/
- コーラで歯が溶ける??
- 2017/08/28
抜けた歯をコーラに浸したおくと、コーラの酸によってカルシウムなどが溶けだしてきます。
しかし、ごくたまに飲むくらいであれば、歯が溶けることはありません。
なぜならば、お口の中には「唾液」という強い味方がいるからです!!
唾液には「酸を中和する」という重要な役目があります。
ですから酸性の飲み物や食べ物を食べても、唾液の機能によりそれだけで歯が溶けることは
めったにありませんが、油断は禁物!!
あまり酸性の強いものを習慣的に飲んだり食べたりすると「酸蝕症」といわれる歯が溶ける
病気になってしまいます。
酸性の強いもの、糖分の含まれるものを頻繁にとりすぎるのは歯にとって良い事では
ありません。間食はできるだけ避けしっかり歯を磨くことが大切です。
- 忍び寄る歯周病の恐怖!!
- 2017/07/28
今や、成人の8割がかかっているとも言われている「歯周病」。
初期段階では自覚症状が少なく、気が付いていない方が大勢いらっしゃいます。
「歯周病セルフチェックリスト」で、次の項目をチェックしてみて下さい。
◆30歳以上は必見!!歯周病セルフチェック!!◆
□ 歯茎に赤く腫れた部分がある
□ 歯と歯の間の隙間が広がった気がする
□ 朝起きた時に、口の中がねばつく
□ 歯が長くなった、あるいは歯茎が下がった気がする
□ 口臭がすると言われたことがある
□ 歯茎から膿が出たことがある
□ 歯茎から出血することがある
□ 少しでもグラつく歯がある
< チェックが1~2個 >
歯周病の初期段階の可能性があります!!
歯科医院で検査を受けていただき、歯みがき指導・歯周病治療を受けて下さい。
< チェックが3個以上 >
中等度以上の歯周病に進行している可能性があります!!
目以上に進行していることも多いので、ただちにご相談ください。
- 歯肉から出血!!原因は何??
- 2017/06/23
歯みがきをしていて、歯茎から出血をした経験はありませんか?
歯茎から出血している場合、その原因の多くは「歯肉炎」です。
「歯肉炎」とは「歯周炎」の初期段階で、歯茎が炎症している状態です。
この炎症を起こしているのは歯垢(プラーク)に潜んでいる「歯周病菌」という細菌。
「歯肉炎」から「歯周炎」に進行すると、歯を支えている骨を溶かしはじめてしまいます。
つまり、出血を止めるには、しっかりと歯みがきをすることが基本となります。
出血しているからと言って、歯みがきをするのをやめてはいけません!!
出血がある場合には、まずしっかりと歯みがきをしてみましょう。
それでも出血がおさまらない場合は早めの健診をおすすめします。
- 歯の着色予防~食べ合わせに注意~
- 2017/05/22
食べ物には着色しやすいものがあります。(カレー、しょう油、ワイン、コーヒー、緑茶など)
実は、一緒に口に入れるものによって着色のしやすさが変わってきます。
歯は食事のたびに酸によって溶かされしばらくすると、唾液の作用によって元に戻るということを
繰り返します。(←脱灰といいます。)
酸性度の高いもの(炭酸飲料、アルコール、クエン酸、柑橘類系食品)を口に入れると
それだけで激しい脱灰がおき、歯の表面が溶けだします。
この時が、とても着色しやすい状態なのです。
これらを口にしながら、カレーなどの着色しやすいものを食べると、普段以上に着色の可能性が
高まります。歯の着色を気にされる方は、これらを同時に口にしない工夫や食後の丁寧な
歯磨きなどを心がけましょう\(^o^)/